0306 上板橋健康福祉センター「癒しの講座 おとなの泥団子」
参加人員を心配していたのですが、公報を見て応募された方がすぐに20名の定員になってしまい、お断りした方も居るとかでした。30代から80代まで幅広い年齢層です。
2月24日、荒木田土、砂、ワラをブレンドして材料作りをしました。
癒し目的と言うこともあり、センターでは、素手で泥コネをやりたいと言うことで、各自の紙皿に素材を分け、練り上げました。昔を思い出し、土に触れる感触を楽しんでいらっしゃる方々がほとんどでした。
練り上げた材料を各自持ち帰り、自宅で乾燥させながら真球にして次回に持ってくることが宿題です。
3月4日、ヒビなどが入っている人もなく、皆さん思い思いに持ち寄りましたが、中には荒木田を磨き上げてほとんどピカピカになっている人も居ましたが、多くの方は、やはり口頭説明では通じなかったようで真球にはなっていませんでした。
固まってしまった芯を真球にするのには、時間もかかりますので、ここはそのまま仕上げ行程に入っていきました。
仕上げ土を塗り、「こんなので光るのかしら?」などと言いながら、こすり始めると徐々に光ってきます。光り始めると、手にどんどん力が入り仕事が雑になってきたので、注意はするのですが、光らせる誘惑には勝てずにこすり続けていました。
約2時間ほどで仕上げると、「宝物ができたー!」と子供のような喜びよう。
子供もから老人まで楽しませてくれる「土」の力に感謝です。
2010.1.1 明けましておめでとうございます
12.29 挾土秀平展「泥の心象」
期間:2010/1/19(火)〜31(日)時間:10:30〜18:30最終日18:00まで
場所:兜屋画廊
http://www.gallery-kabutoya.com/
東京都中央区銀座8-8-1出雲ビル8F
11. GRAPHICATION No.165 「特集土とヒトとの関わりを考える」
桐山桂一さんが「土と日本人」と題する論文の中で、アトリエ・テラでの取材記事を少し述べています。
この号では、「土壁に魅せられて」挟土秀平・小松義夫の対談も掲載されています。
富士ゼロックス株式会社 発行
10.30 「NHK ヒミツのちからんど からだ・アート・音楽のちから」
先にお知らせした、放送内容にかなり手を加え、 「宝物のような 泥だんごをつくろう!」 という題で収録されています。
現代大津磨きによる「光る泥団子」の記述としては、唯一のものです。左官職から子供達まで参考になると思います。
NHK出版発行
5.15 「おしえて何故ならしりたがりだから」
片山仁が「テレビブロス」に連載していたものの中からまとめた本です。2006.10.28号で掲載された「光る泥団子」が取り上げられています。テレビブロスには無かった、美大出身片桐仁のカラーイラストも掲載されています。
東京ニュース通信社発行